サッカー戦術理解 システム変更 玄人向け
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プレミアリーグは優勝・勝敗予想をしづらい点が面白い

プレミアリーグ

英国イングランドのプロサッカーリーグでは、上位クラブだけでなく下位クラブに対してもなんと100億円を超える分配金が支給されます。分配金は様々な使い方ができますが、例えば移籍金として100億円を用意すれば世界中のトッププレーヤーを容易に獲得する事が可能です。具体的にはC・ロナウドやリオネル・メッシのようなレベルの選手をたった一人でも獲得できれば、最下位クラブでも翌年に上位を狙えます。

そういった世界的に特殊な状況の中、分配金を上手に利用して自分達のクラブに合う良い選手を連れてくる事が出来たクラブが突如リーグ内で活躍をする事があります。そのため、バイエルン・ミュンヘン1強状態のブンデスリーガ、またはユベントス1強状態のセリエAと比べてプレミアリーグの優勝予想は難しい傾向です。

近年の最もわかりやすい例としては、2014-15シーズンを14位で終えたレスターは、シーズンオフに約14億円という大金を使って日本の岡崎慎司を獲得しました。レスター首脳陣がこのクラブのサッカーには必ず合うはずだと分析した岡崎慎司は攻撃面で初年度に大活躍したほか、FWながら献身的な守備をしてDF陣を大きくアシストします。さらに、前年度は1シーズンで5点しか獲れなかった岡崎の相棒・ヴァーディの才能が爆発するという嬉しい誤算があり、シーズン序盤から首位を独走します。大半の人達はそのうち勢いは止まると予測していましたが、レスターの勢いはとまらず、首位を守り続けて2015-16シーズンに奇跡のリーグ優勝を果たしました。

小さなクラブが優勝をするのは簡単ではないものの、大金を支払って獲得した選手がスーパーゴールを決めて中小クラブがビッグクラブに勝つ事もよく起こります。かなりドラマチックな部分があるため、シーズンや各試合の結果があらかじめ予測できてしまうリーグと比べてプレミアリーグは世界中の人々の心を惹きつけます。